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ストレスからの不調
第5回
ストレスには、良いストレスと悪いストレスがあります。
良いストレスは、身体 や、精神に負荷をかけることで、より達成感や、幸福感、満足度を向上させる事を行います。 また、身体自身、筋肉、骨、に刺激がはいる事によって、生命活動を維 持させていこうとして、 内臓の働きを良くしたり、 筋肉が出来たり、骨が丈夫になったりします。
脳から「身体を守りなさい」「修復しなさい」のホルモン が出るためのストレスは生物にとって必要でもあります。
悪いストレスは、その反 対に、身体を治すホルモンを出にくくし、身体全体からのいろいろな情報を脳に伝える事を遮断し、 神経の伝達のためのホルモンまで出にくくしてしまいます。
その結果、筋肉を固め、血管を収縮させ、呼吸が浅くなり、全身に酸素欠乏を引き起こし、生存の反対の方向へ肉体活動を追いやります。
「ストレス」とはなんでしょう。 もし、あなたがストレスの正体を知ったとき、良いものにも悪いものにも出来るとしたら、それを利用しない手はないでしょう。
ストレスを辞書でひくと、「(精神的な)圧迫、圧力、抑圧、緊張で、肉体的に負荷をかけるもの、心身に生じたひずみ」とあります。 物理的には、応力、圧力、張力 です。 これは、いいかえると「身体に悪い精神的な刺激」になるでしょう。
どんな時、悪いストレス が起こるかと言うと、 人それぞれの「こうでないといけない」と決めている価値観が、そのわくから、はみだしていると感じた時にストレスを感じます。 そのはみだしをガマンして自分の枠の外においたままにしていると継続的なストレスになります。 ガマンせずにその枠を広げて取りこんでしまうとストレスには なりません。 あるいは、取りこんだふりを自分自身にしてみても良いストレスに変わってくれます。
そのはみ出しものを、命に関わる事なのか、どうでもいいことなのかその度合いを判断する事で、 枠の中に取り込むことが出来れば 状況が同じでも自分の身体にかかる悪影響から逃れることが出来るでしょう。
また、自然の摂理から離れているものほどストレスになっているので、 その度合いを判断する事もストレスを軽減させるためには有効です。
どう言う事かというと、 女性は本来直感的であると言われます。
なぜなら、命を産んで育てていく機能が備わっているので、命にとって、安全な場所なのか、危険な食べ物なのか、 瞬時に 判断できなければならないからです。 「なんだかいやな感じ」とか、理由のない不安を感じるのも、 生命にとって危険な状態であるだろうということで、男性より強く感じるようになっています。
そして、生命活動を高めていくための事も普段女性は行っています。 「わあ、きれい、」「かわいい!」「すてき!」「しあわせ~」など思わず声をあげるのも 身体に、よりプラスのホルモン分泌を促しますので、生命維持のため男性よりも感じやすく出来ています。
自然の摂理に反して、「損得」(見返りを期待する気持ち)や、「勝ち負け」(他人と比べる)や、 「偽りの常識」(みんながこう言っている、ふつうはこうでないといけない、など)が入ると、 直感力は低下し、ストレスとなって血液やホルモンの分泌も低下してしまいます。
ストレスがかかると身体はリラックスできず、筋肉は緊張して固まります。 それが継続すると、夜寝ている時も固まったままになっているかもしれません。
血管、神経は筋肉の間を通っていますので、筋肉に挟まれ、その流れは悪くなってしまい、 内臓疲労や、高血圧の原因にもなってしまいます。
特に女性は、日頃自分の時間を持てなかったり、継続的な「ガマン」を強いられがちですので、 そのストレスによって、身体はゆがめられ呼吸は浅くなり、脳が酸素不足状態を起こし、 いらいらしたり、ふらついたり、年齢に関係なく「更年期障害」といわれてみたりします。
酸素が不足していると、 命に関わりますので、脳からは危険信号として「不安」を感じるホルモンが多量に分泌されます。 逆に、酸素が脳に到達して行けば、「安心」のホルモンが分泌 されますので、解決法は、 体の歪みをとり、深い呼吸が出来る身体を維持してみてください。 イライラする事も軽減し、いろんな良い感情が生まれてきます。
会社組織や労働のために は、自分を偽って仕事人間にならなくてはいけない事もあります。 男性なら兵隊蟻になって、自分の感情を抑えて「会社のため」、「○○の為」など無理やりそ の価値をつけて頑張る事も そんなに苦にはならないのですが、女性が同じ事をしたとき、女性ホルモンの分泌が悪くなり、生理が止まったり、 髪の毛が薄くなっ たりして、男性化してしまいます。
また、自分の子供や、家 族の為に直接何かする事での幸福感が得られるときは、 安心のホルモンが出て、女性ホルモンの分泌は促進されます。 子育てでも、自分第一で子供の犠牲になっ ていると感じている時はすべてが「我慢」の対象になり、 ホルモンの分泌は減少します。無償の愛で子育てに幸福感を感じている時は、ホルモンの分泌が促進さ れます。
自分自身の波はあっても良いので、今はホルモン出てないなと感じた時は、 無理やりでもホルモン分泌が盛んになるような時間も作ってあげることが、身体にとっての癒しになることでしょう。
24/02/06
23/12/08
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第5回
ストレスからの不調
ストレスには、良いストレスと悪いストレスがあります。
良いストレスは、身体 や、精神に負荷をかけることで、より達成感や、幸福感、満足度を向上させる事を行います。
また、身体自身、筋肉、骨、に刺激がはいる事によって、生命活動を維 持させていこうとして、
内臓の働きを良くしたり、
筋肉が出来たり、骨が丈夫になったりします。
脳から「身体を守りなさい」「修復しなさい」のホルモン が出るためのストレスは生物にとって必要でもあります。
悪いストレスは、その反 対に、身体を治すホルモンを出にくくし、身体全体からのいろいろな情報を脳に伝える事を遮断し、
神経の伝達のためのホルモンまで出にくくしてしまいます。
その結果、筋肉を固め、血管を収縮させ、呼吸が浅くなり、全身に酸素欠乏を引き起こし、生存の反対の方向へ肉体活動を追いやります。
「ストレス」とはなんでしょう。
もし、あなたがストレスの正体を知ったとき、良いものにも悪いものにも出来るとしたら、それを利用しない手はないでしょう。
ストレスを辞書でひくと、「(精神的な)圧迫、圧力、抑圧、緊張で、肉体的に負荷をかけるもの、心身に生じたひずみ」とあります。
物理的には、応力、圧力、張力 です。
これは、いいかえると「身体に悪い精神的な刺激」になるでしょう。
どんな時、悪いストレス が起こるかと言うと、
人それぞれの「こうでないといけない」と決めている価値観が、そのわくから、はみだしていると感じた時にストレスを感じます。
そのはみだしをガマンして自分の枠の外においたままにしていると継続的なストレスになります。
ガマンせずにその枠を広げて取りこんでしまうとストレスには なりません。
あるいは、取りこんだふりを自分自身にしてみても良いストレスに変わってくれます。
そのはみ出しものを、命に関わる事なのか、どうでもいいことなのかその度合いを判断する事で、
枠の中に取り込むことが出来れば
状況が同じでも自分の身体にかかる悪影響から逃れることが出来るでしょう。
また、自然の摂理から離れているものほどストレスになっているので、
その度合いを判断する事もストレスを軽減させるためには有効です。
どう言う事かというと、 女性は本来直感的であると言われます。
なぜなら、命を産んで育てていく機能が備わっているので、命にとって、安全な場所なのか、危険な食べ物なのか、
瞬時に 判断できなければならないからです。
「なんだかいやな感じ」とか、理由のない不安を感じるのも、
生命にとって危険な状態であるだろうということで、男性より強く感じるようになっています。
そして、生命活動を高めていくための事も普段女性は行っています。
「わあ、きれい、」「かわいい!」「すてき!」「しあわせ~」など思わず声をあげるのも
身体に、よりプラスのホルモン分泌を促しますので、生命維持のため男性よりも感じやすく出来ています。
自然の摂理に反して、「損得」(見返りを期待する気持ち)や、「勝ち負け」(他人と比べる)や、
「偽りの常識」(みんながこう言っている、ふつうはこうでないといけない、など)が入ると、
直感力は低下し、ストレスとなって血液やホルモンの分泌も低下してしまいます。
ストレスがかかると身体はリラックスできず、筋肉は緊張して固まります。
それが継続すると、夜寝ている時も固まったままになっているかもしれません。
血管、神経は筋肉の間を通っていますので、筋肉に挟まれ、その流れは悪くなってしまい、
内臓疲労や、高血圧の原因にもなってしまいます。
特に女性は、日頃自分の時間を持てなかったり、継続的な「ガマン」を強いられがちですので、
そのストレスによって、身体はゆがめられ呼吸は浅くなり、脳が酸素不足状態を起こし、
いらいらしたり、ふらついたり、年齢に関係なく「更年期障害」といわれてみたりします。
酸素が不足していると、 命に関わりますので、脳からは危険信号として「不安」を感じるホルモンが多量に分泌されます。
逆に、酸素が脳に到達して行けば、「安心」のホルモンが分泌 されますので、解決法は、
体の歪みをとり、深い呼吸が出来る身体を維持してみてください。
イライラする事も軽減し、いろんな良い感情が生まれてきます。
会社組織や労働のために は、自分を偽って仕事人間にならなくてはいけない事もあります。
男性なら兵隊蟻になって、自分の感情を抑えて「会社のため」、「○○の為」など無理やりそ の価値をつけて頑張る事も
そんなに苦にはならないのですが、女性が同じ事をしたとき、女性ホルモンの分泌が悪くなり、生理が止まったり、
髪の毛が薄くなっ たりして、男性化してしまいます。
また、自分の子供や、家 族の為に直接何かする事での幸福感が得られるときは、
安心のホルモンが出て、女性ホルモンの分泌は促進されます。
子育てでも、自分第一で子供の犠牲になっ ていると感じている時はすべてが「我慢」の対象になり、
ホルモンの分泌は減少します。無償の愛で子育てに幸福感を感じている時は、ホルモンの分泌が促進さ れます。
自分自身の波はあっても良いので、今はホルモン出てないなと感じた時は、
無理やりでもホルモン分泌が盛んになるような時間も作ってあげることが、身体にとっての癒しになることでしょう。