血流の悪さからの不調
血流の悪さからの不調
血流の悪さからの不調
女性は血流が悪くなるといろんな症状が出てきます。血液の流れを左右しているの原因は何でしょうか?
一度よく想像してみてください。
血管は身体中のすべての細胞に栄養と酸素を運ぶためにはりめぐらされています。
そのほとんどは、筋肉のあいだを通り、筋肉の収縮と弛緩と共に血液を運ぶ運動を行っています。
その血管の周りの筋肉が固まってくると血管自体に圧力がかかり、狭くなってしまいます。
では、筋肉が固まる原因は何かと言うと、身体全体がいつも同じように傾いていたり、捻れていたりすると、
それを支え続けていかなくてはいけない筋肉たちは固まったままになってしまいます。
また、体を支える筋力自体の低下も大きな原因の1つでしょう。体を支える筋力が低下してくるということは、
全身はどのような状態になっていくでしょうか。
全身への影響は・・・?
まず、右手を自分の胃の所(みぞおちの少し下)においてください。
次に、左手を腸の所(おへそとその下腹部)においてください。
背中を伸ばしているあいだはお腹も伸びているので両手は離れていますが、背中を丸めていくと両手はくっついてしまいますね。
おなかのなかは、もっとぎゅうぎゅうづめになっている事でしょう。
胃の部分は、身体の中で腹腔(ふくくう)と言うところで、食道からぶら下がった状態で食べ物を受け止めています。
身体を丸めていくと食道の長さは変わらないので胃はどんどん下のほうへ下がっていき、骨盤の中まで入っていきます。
これが「胃下垂」です。
胃が下がると、その下の腸や、膀胱や、子宮までも常に圧迫してしまいますね。
それが、腸の働きを悪くして、「便秘」につながります。
さらに、お腹の中には血管がいっぱい通って、大量の血液を流していますが、それを圧迫しつづけるとどうでしょう。
「血圧」が上昇したり、「心臓」自体に圧力がかかったり、頭部へ向かっている動脈、静脈にも圧が加わり、「頭痛」や、「めまい」の原因にもなってしまいます。
生理の時は血液を流してあげたいので、身体は筋肉のあいだを通っている血管を広げるために 骨盤の周りの筋肉を緩めるホルモンを出します。
この時からだの歪みが大きい人ほど(特に骨盤)体を支えにくくなり、「生理痛」の痛みや、つらさも倍増してしまいます。
また、子宮には太い血管がとおって血液を流さないといけないのにそれを押さえ込んでしまうと、
うっ血状態が続く事になり、「内膜症」や、血液をためておくための血管を増やしていく「筋腫」をつくったりします。
あるいは卵管などの管自体を狭めたり、女性ホルモンの流れも血液をとおって細胞まで到達するのですが、血管を圧迫することで
それが滞っててしまい「不妊症」の原因にもなっています。
お腹からの血管は、そけい部をとおり足に向かっていますが、その通り道もお腹の内部で圧迫していると血液が足先まで届きにくくなり、「足が冷たい」「静脈瘤」などの症状を起こしてしまいます。
身体が歪んだままでいると、どんどん背中も腰も負担がかかり、伸ばしにくくなってしまいます。
そして、「内臓下垂(ないぞうかすい)」がひどくなると「膀胱脱(ぼうこうだつ)」「子宮脱(しきゅううだつ)」を起こします。
理由がなくこのような症状には決してなりません。
どうすればよくなるのか
上記のような症状からサヨナラしたいと思われるのであれば、少しでも早いうちに歪みを矯正し、無理なく体を起こせる状態にしてから、楽しく体を支える筋肉たちを鍛える習慣を身につけてほしいものです。
私達の行っている技術が、上記の様々の症状の改善をうながしているという事実が、「症状」とそのほんとうの「原因」であることを物語っているでしょう。
お薬や、健康食品も、血流が良い身体にいれてあげるほうが、その効果は大きいのも想像できると思います。
ゆがんで、血流も悪い体に良いものを与えるより、まず歪みをとって、負担の内身体にして良いものを取り入れていくと、本当に身体が必要なものを吸収してくれます。
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