過活動膀胱、頻尿を改善できます！

頻尿でお困りのかた、膀胱が正常な働きをしない「過活動膀胱」が原因だといわれたりします。
尿がたまっていないのにトイレが近くなるのは本当に膀胱の異常が原因でしょうか?
実は、そうではありません。
あなたの「おなか」内臓が下がっていませんでしょうか？

ふだんから腰を丸めていたり、猫背でいると骨盤を寝かせてしまい、お腹をちぢめて内臓を骨盤まで下げることになっています。
膀胱は、お腹の一番下、恥骨の後ろにあります。
いつも膀胱を圧迫していることになっていると、尿が少量たまっても膀胱は内圧が上がるので、尿がたまったという信号を脳におくって、排尿を促してしまいます。
つまり、膀胱は間違っていません、異常を起こしているわけではないのです。

尿が少したまるたびに活動しないといけないので、過活動膀胱になってしまいます。
膀胱が十分膨らむだけの余裕があれば頻尿は必ず改善していきます。

ふだんから骨盤を起こして膀胱を圧迫しないように心がけていくことで、膀胱はたくさんの尿を貯めることが出来るようになり、骨盤底筋もきたえる事にもなりますので、尿漏れの予防にもなります。

ここで気をつけないといけないのは膀胱の異常だと思って、お薬で膀胱の信号を止めてしまうことでしょう。
尿意は抑えられますが、膀胱の正しい信号が脳にいかなくなることで、膀胱炎や、腎臓にまで負担をかけてしまうので、透析をしないといけなくなることも考えられます。
内臓たちが、自然な本来の働きをスムーズに出来るように、おもいやって欲しいと願います。